梅には、たくさんの効能があります。
食中毒の原因となる菌の繁殖を抑える殺菌・抗菌作用があり風邪予防にもなります。
昔から日の丸弁当や、おにぎりの中に梅干が入っているものも少しでも腐るのを防ぐという古くからの知恵とされています。
梅干を食べたときに出る唾液の成分の中にも、大切な物質「アミラーゼ」と「カタラーゼ」という酵素が含まれています。
アミラーゼは、消化を促進し胃の働きを活発にします。

カタラーゼは、活性酸素を除去しガン予防や老化防止等の抗酸化作用があります。
梅に多く含まれる有機酸（クエン酸等）が、乳酸の分解を促し疲労回復に役立ち、又肝機能を高めて二日酔いを予防・軽減してくれます。

成長期のお子様やお年寄りに大切な栄養分、カルシウムの消化吸収を助ける作用により、骨粗鬆症・骨折予防にも期待できます。

梅干は、酸っぱい食べ物だから酸性食品と思われがちですが、実は代表的なアルカリ性食品です。
牛肉などの酸性食品を食べると中和するのに、野菜などのアルカリ性食品をたくさん食べなければなりません。
しかし、梅干だとたった、たった１粒で十分なんです。
凄くないですか？